ロンシャンの坂!

凱旋門賞の舞台となるロンシャン競馬場はパリにあるんだそうです。パリって首都でしたよね(やばいw)。
そんなところに競馬場があるんだと驚きです。


向こうの競馬場はほんとに自然の起伏をそのままコース特性にしていて、日本遠征馬はその起伏にやられるのが常ですね。それでも、ハーツクライの出走したイギリスのアスコット競馬場は高低差が40mあるって言ってました。それに比べればロンシャンは10mだからいいですが、中山競馬場の約4mに比べると倍以上。ディープははじめての急坂競馬体験をすることになるわけです。


ただ、2400mコースの形は京都競馬場に似てますね。右回りで途中のぼりとくだりの坂があって、直線は500mくらいでちょっと長いですが、かなり似てます。



知ってのとおり(知らなくてもいいですがw)、ディープは京都でG1を3勝してます。いずれも圧倒的な強さでしたが、コースが似ていることはメリットになると思います。

ディープといえば、「大外一機」という感じがするんですが、実際に内側を通って抜けてくるレースはしてないですね。天皇賞のときは直線の前で先頭だったけど、外をまくりぎみに先頭についているので、やはり外目を通るのがセオリーです。


 しかし、凱旋門賞では外は不利なんです。
 なぜかというと、当日まで内側に柵を置いておいて、芝生を守っているんですが、当日レース時はその柵を取ってしまうのです。


 つまり、一番内側には、走りやすいとっても良い芝生が生えているのです。いわゆる「グリーンベルト」ですね。



だから、大外を通って凱旋門を勝った馬はほとんどいません。そうなると、ディープにはすこし不利かと思うんです。

 ただ、ディープは内側に入れない馬ではないし、周りを囲まれても内内を行くのはたぶんハリケーンランでしょうからその後ろについていけば、決して不利になるとも言い切れないのではないでしょか。


いつもの「外からディープインパクト!」という実況は聞けないかもしれませんが、「内々にそろってディープか、ハリケーンランか!」という感じになれば面白いですね。



ああ、しかしいよいよ50時間後くらいだと思うと、お腹がムズムズしてくるううwwこっちが緊張してどうすんのさあwww