菊花賞でサムソン、三冠ならず!!!
人のウチで「ごめんね、競馬みせて」と言いながら、観た菊花賞。
すさまじい結果になりましたね。面白かった!
本来、皐月賞とダービーは続けて勝てる馬は結構いるんだけど、3冠の難しさは、その距離の大延長にあるんですね。
サムソンは4コーナーでは、良い位置にいたんですけど、外を回って、直線で追ってきたソングオブウインドとドリームパスポートに抜かされ、結局4着。
レース自体は、アドマイヤメインの大逃げに、かなりハイペースになったようですが、この展開がサムソンには仇となったかな。
それにしても、勝ったソングオブウインドは強かった。昨日の「うまっち!」では騎手武幸四郎が「勝てませんね」と謙遜していましたが、あれはなんと言うか、フリだったのかなあと思います。
そして、またしても2着のドリームパスポートも強かった。惜しかった。もう少しだった。勝つならこの馬が良かったww
騎乗した横山典弘騎手も4度目の菊花賞2着と言う、ナイスネイチャーなみの「お笑い」騎手になりつつあるwwいや、言い過ぎました、冗談です。横山典騎手も勝って欲しいんですけど、なぜかもうひと伸びしませんねえ。
ボキュの推し馬だったトーセンシャナオーも直線向くまでは良かったんですけど、だめでした。残念。
この菊花賞で一番強さを見せたのは、実は武豊のアドマイヤメインだったと思うんです。
かなり馬場が固くて、スピードがでるレース展開だったと思うんですが、ズルズルと下がらずに3着に残ったのは、とっても能力がある証拠と思います。
なんというか、サイレンススズカのような強さを感じます。足元には十分に気をつけて、来年からのGI戦線をにぎわせて欲しいと思います。
今日でいわゆる3冠レースは終わったのですが、この世代の印象としては、実力が拮抗しているとおもいます。
去年のディープインパクトの世代は、やはり一頭だけが目立っていたこともあって、今年の世代よりも見劣りがしてしまいます。
今年の3歳世代は切磋琢磨して、どんどんレベルが上がり、競馬をとっても面白くする気がします。
さてさて、来週は天皇賞(秋)です。ディープ参戦で、ディープ観たさはあるんですが、ディープがいない、接戦も見たいんです。コスモバルクが勝ったらおもしろいのになあ。
そして、暮れの有馬記念も面白くなりそうです。2冠も立派メイショウサムソンと、去年の覇者ハーツクライ。
そして言わずと知れた最後のレースに臨むディープインパクトの3頭に、ドリームパスポートなども加わり、すっごく魅力的なレースになりそう。
3冠馬も見たかったけど、かなり面白いレースが見られてちょっと満足です。